ストレスが引き金となって脂肪組織内で生物学的スイッチが入り、肥満を誘発することを米国の大学研究チームが動物実験で解明しました。
この画期的な研究結果は医学専門誌Nature Medicine電子版で発表されています。
ストレスと肥満という現代社会の問題を医学的に説明し、脂肪を減らしたり増やしたりすることが可能となることで、肥満とメタボリックシンドロームの治療や、シワ取りや豊胸など形成外科的応用が期待されてます。
研究を発表したのはジョージタウン大学医学部などの研究チームです。
実験では、マウスを毎日寒さに1時間さらすか、または攻撃的な種類のマウスと10分間同じカゴに入れることで慢性的にストレスを与えると、腹部の脂肪組織内の交感神経から「ニューロペプチドY」(neuropeptide
Y : NPY)という物質が放出されるとともにその「Y2受容体」を活性化することが分かったそうです。
マウスに高カロリー食を与えてストレスを与えなかったマウス群と比べると、2週間後にはストレスを与えたマウスは約2倍腹部の脂肪が増加し、3カ月後には肥満と高血圧・高コレステロールなどメタボリック症候群の症状を呈しました。
さらに、「Y2受容体」の働きを止める物質を投与すると、ストレスを与えられ高カロリー食を摂取しても、2週間後には脂肪が40-50%減少することが確認されました。
なお、動物実験による副作用は見られなかったそうです。
脂肪組織内の「Y2受容体」の働きを制御することで、脂肪を増減し、肥満とメタボリックシンドロームの治療に新たな道を開くと結論付けています。
研究を主導したジョージタウン大学医学部のZofia Zukowska教授は、
「我々は哺乳動物が脂肪を増やす自然のメカニズムを解明したと思う。この過程を逆転させることが最も自然なことだ。脂肪が溶けてしまうなんて、信じられないくらいだ」と述べました。
Zofia Zukowska教授は、この方法が脂肪吸引にも匹敵しうると指摘したそうです。
科学者の中には、ヒトでも同様なシステムが働くか、「ニューロペプチドY」と「Y2受容体」をブロックしたり刺激したりすることが安全かどうか実証するための研究がもっと必要だとの慎重論もあります。
いずれにしても肥満の人には嬉しい研究成果ですが、実用化にいたるまでは未だ時間がかかりそうです。
むくみの原因の一つにストレスがあります。
一見ストレスとむくみは関係なさそうですが、自律神経が関係しているのです。
ストレスは自律神経のうち、副交感神経の機能が停滞します。
血管を収縮させるので、血液の流れ場スムーズに行われなくなります。
心臓から遠いほどその影響が大きくなります。
ストレスは自律神経を緊張させて、血管を収縮させて、血液の流れを悪くします。
血液の流れが悪くなるとリンパも滞ります。
リンパマッサージをするのとによって副交感神経が高まり緊張感をときほぐし、リラックス状態にすることができます。
リラックス状態になると、血液の流れと同時にリンパの流れも正常になり、むくみの解消に役立ちます。
むくみのためにはリラックスすることが大変重要です。
リラックスすることによって副交換神経を活発にして血液の循環をスムーズになるので、結果としてリンパもスムーズに流れるのです。
また、睡眠も交感神経と副交感神経のバランスを正常に保つためには大事です。
しっかりと睡眠をとって、ストレスのたまらない生活をしていくように心がけましょう。
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